最初のアライアなので、まずはオーソドックスなストレートを作成する。少し乗った後にスワローテールと呼ばれるフィッシュ型かピーナツと呼ばれるツインチップ型に改造することを考えている。
元の板材のサイズは1820×450×25mmである。このサイズの桐材からとれるアライアとなるので、アライアとしては短めだが、普段乗っているショートボードの長さが5'6"(5フィート6インチ、1メートル68センチ)〜6'2"(6フィート2インチ、1メートル88センチ)なので、フォームのショートボードとの違いもよくわかって良いのでは。というのは後付けの理由で、手に入れた桐の集成材のサイズがそれが最も大きかったから。
ストレートタイプを作ってみるということでまずはノーズ側を大雑把にカットした後にカンナでアウトラインを出す。写真では丸くカットされているが実際には斜め45°でカット、30°、60°ぐらいでカットした後にカンナで丸くしている。
今後ピーナツタイプかスワローテールタイプを目指すとして、今回のテールはストレートなので、ほとんどでを入れない。ただ、レールのエッジはカクカクというわけにいかないのでカンナである程度丸くした。
この丸みでひとまず、ノーズからレール、テイルまで全体的にカンナがけをしておく。乗ってみて気に入らなければまた改造する予定。
さらに全体的にサンダーをかけると、このようにある程度スムーズな表面が得られる。サンディングはランダムアクションサンダーでも良いし、サンドペーパーとサンディングブロックでも問題ない。
出来上がったアウトラインはこの通り。ここからオイルフィニッシュをしてゆく。
以上でせいぜい半日の作業。道具と材料集めは住んでいる場所に依存するかもしれないが、もっともシンプルなアライアであればこの程度のハードルの高さである。気に入らなければ削り直せば良い。